スカイチーム系クレジットカードおすすめ4選!選び方から注意点までわかりやすく解説

スカイチーム系のクレジットカードを選ぶときに「どの航空会社のマイルを貯めるべき?」「上級会員資格を優先した方がいいのかな?」など悩んでしまうかもしれません。

日系航空会社でスカイチームに属する航空会社はないため馴染みが薄いですが、東南アジアに行く人や韓国経由が多い人、欧州路線をよく使う人にとってはかなり利便性が高いです。

この記事ではスカイチームを利用する人が持つべきクレジットカードの選び方からおすすめのカードまで解説します。

もくじ

スカイチームに関する基本的なこと

まずはスカイチームの基本的なことについて解説します。スカイチームのマイルを貯める上で、スカイチームのことについて深く知っていると、マイルの使い道で得できたりします。

加盟航空会社は19社(内、日本就航は11社)

スカイチームに加盟している航空会社は以下の19社であり、そのうち日本発着しているのは11社です。

地域航空会社名(太字は日本に就航)
アジア系チャイナエアライン
中国東方航空
ガルーダインドネシア航空
大韓航空
ベトナム航空
廈門航空
アメリカ系アエロメヒコ航空
デルタ航空
アルゼンチン航空
ヨーロッパ系エアヨーロッパ
エールフランス
KLMオランダ航空
スカンジナビア航空
タロム航空
ヴァージンアトランティック航空
中東・アフリカ系ケニア航空
ミドルイースト航空
サウジアラビア航空

上記のうち、日本人が実際に利用することが多いのは、デルタ航空・エールフランス・KLM・大韓航空・ベトナム航空あたりです。

目指すステータスはエリートプラス

スカイチームの上級会員ステータスには「エリート」と「エリートプラス」の2種類がありますが、狙うべきなのはエリートプラスです。

エリートプラスになるとスカイチーム加盟航空会社のラウンジが利用できるのに加えて、優先搭乗や優先チェックイン、追加手荷物などの特典があり、ANAやJALで言うとSFCやJGCと同じポジションです。

すでにSFCを持っていればステータスマッチも可能

すでにANAやJALのステータスを持っていると、ステータスマッチでベトナム航空のゴールド会員になれ、結果的にスカイチームのエリートプラスの資格をもらえます。

対象となるのは、以下のステータスを保有している人です。

チタン会員ゴールド会員プラチナ会員
ANAブロンズプラチナダイヤモンド
プラチナ
SFC
JALクリスタルサファイヤ
JGC
ダイヤモンド
プレミアム

ベトナム航空とANAが提携しているためか、若干ANAのほうが有利です。

プラチナを取得するために359USDが必要になりますが、ステータスのためにクレジットカードを保有したくない人にはとてもおすすめです。

マイルの相互利用

スカイチームでは、加盟航空会社同士でマイルの相互利用ができます。

例えば、デルタ航空で貯めたマイルを使って、エールフランスやKLM、大韓航空などの特典航空券を予約することも可能です。

逆に、特定の航空会社のマイルを貯めておけば、自社便だけでなく他のスカイチーム加盟航空会社でも使えるため、使い道の幅が広がります。

ただし、必要マイル数や燃油サーチャージの有無、予約のしやすさはマイレージプログラムごとに異なるため、どのマイルを貯めるかはかなり重要です。

スカイチーム向けのクレジットカードの選び方

利用したい航空会社に目星をつける

スカイチーム向けのクレジットカードを選ぶうえで、まず自分がどの航空会社をよく利用するのかをある程度絞ることが大切です。

同じスカイチーム加盟航空会社でも、日本発着便の多さや行き先の強さはかなり異なるためです。

例えば、アメリカ方面ならデルタ航空、ヨーロッパ方面ならエールフランスやKLM、アジア方面なら大韓航空やベトナム航空のように、それぞれ得意な路線が異なります。

なんとなく「スカイチーム系だから」という理由でカードを選ぶのではなく、よく行く地域や、今後行きたい地域に強い航空会社を軸に考えた方が失敗しにくいです。

よく利用している空港から発着便があるかも地味に大切

意外と見落としがちですが、よく利用している空港から直行便や乗り継ぎしやすい便が出ているかも重要です。

例えば、成田や羽田、関空からは選べるスカイチーム加盟航空会社が比較的多いですが、地方空港になると利用しやすい航空会社はかなり絞られます。

スクロールできます
大韓航空中国東方航空チャイナエアベトナム航空デルタ航空エールフランスKLMガルーダインドネシア航空
成田
羽田
関西
中部
福岡
新千歳
那覇

発着便が少ない航空会社のマイルやステータスを選んでも使う機会が少なくなりがちであるため、普段よく使う空港から乗りやすいか、乗り継ぎが現実的かまで含めて考えると、自分に合ったカードを選びやすくなります。

マイルを貯めたいのかステータスがほしいのか考える

スカイチーム加盟航空会社のマイルを貯めたいのか、クレジットカードの特典で上級会員資格がほしいかによって選ぶべきカードが変わります。

ざっくりではありますが、以下はその例です。

項目適したカード
上級会員デルタ航空デルタアメックスゴールド
ベトナム航空ベトナムエアラインズゴールドカード
マイルデルタアメックスゴールド
アメックスゴールドプリファード
マリオットボンヴォイアメックスプレミアム など

マイルを貯めたいならスカイチーム系のカード以外でもOK

マイルを貯めることを優先したい場合には、スカイチームに加盟する航空会社が発行しているクレジットカード以外も選択肢に入ってきます。

例えば、マイル向けカードの中で最強と言われるマリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、貯めたポイントを38の航空会社に交換でき、その中にスカイチーム加盟航空会社が6社もあります。さらにマイル還元率も高いです。

また、アメックスゴールドプリファードでも15社の航空会社のマイルに交換でき、スカイチーム加盟航空会社で言うと、デルタ航空とエールフランスが含まれます。

マイルを貯めたいなら必要マイル数にも着目

同じスカイチーム加盟航空会社の特典航空券であっても、全く同じ便もしくは同じ路線でもどのマイレージプログラムを使うかによって必要マイル数が変わることがあります。

例えば、日本〜ヨーロッパの特典航空券を予約する場合、エールフランスにエールフランスのマイルで乗ると、往復で4〜5万マイルほどですが、デルタ航空にデルタ航空のマイルで乗る場合は、同じ路線でも8〜10万マイル以上必要になるケースもあります。

そのため「貯めやすいか」だけでなく「使うときにどれくらいのマイルが必要か」まで見ておくことが大切です。貯まりやすくても、必要マイル数が多すぎるとお得感は薄れます。

事前によく利用する路線や利用したい路線の必要マイル数を調べておくことをおすすめします。

スカイチーム向けのおすすめクレジットカード

スカイチーム系クレジットカード

無条件でデルタ航空の上級会員資格がもらえて効率的にスカイマイルを貯められるデルタアメックスゴールド

デルタアメックスゴールド
年会費28,600円
国際ブランドAMEX
マイル還元率1.0%
海外旅行傷害保険最大1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最大5,000万円(利用付帯)
空港ラウンジ国内主要空港+ハワイ
交換可能マイルスカイマイル
2026年2月20日時点

デルタアメックスゴールドはデルタ航空を利用するのはもちろん、スカイチームの航空会社を利用する場合に必携カードと言われています。

マイル還元率は1.0%であり、マイル還元率はマリオットボンヴォイアメックスプレミアムには劣りますが、カード発行の初年度に無条件でデルタアメックスの上級会員資格であるゴールドメダリオンが付与される点が、とくに注目すべき点です。

デルタ航空のゴールドメダリオンになると、スカイチームの上級会員資格であるエリートプラスとして扱われるため、スカイチーム加盟航空会社のラウンジ利用や優先搭乗などの特典を受けられます。

デルタ航空はもちろんスカイチームの航空会社を利用する人にとてもおすすめなカードです。

他の特典やスペックについても、ゴールドカード相応であるのでメインカードとして十分活躍します。

デルタアメックスゴールドについては、以下の記事で詳しく解説しています。

スカイチーム6社を含む多数の航空会社のマイルに交換できるマリオットボンヴォイアメックスプレミアム

ホテル系クレジットカードで人気のマリオットアメックス
年会費82,500円
国際ブランドAMEX
ポイント還元率3.0%
海外旅行傷害保険最大10,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最大5,000万円(利用付帯)
空港ラウンジ国内主要空港+ハワイ
交換可能マイルANAマイルやJALマイルなど
2026年2月20日時点

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、世界最大のホテルグループであるマリオットとアメックスが提携して発行しているホテル系クレジットカードですが、マイルを貯めるのに最強と言われるカードです。

その理由は貯めたポイントを38もの航空会社のマイルに交換できるためです。スカイチーム加盟の航空会社も6社含まれています。

交換できるマイル一覧
アライアンス航空会社名交換レート
スターアライアンスアシアナ航空3:1
アビアンカ航空
エア・カナダ
エアチャイナ
エーゲ航空
エバー航空
ANA
コバ航空
シンガポール航空
タイ国際航空
ターキッシュ エアラインズ
TAPポルトガル航空
ニュージーランド航空200:1
ユナイテッド航空3:1.1
ワンワールドアメリカン航空3:1
アラスカ航空
イベリア航空
キャセイパシフィック航空
カタール航空
カンタス航空
JAL
ブリティッシュ・エアウェイズ
ランタム航空
スカイチームアエロメヒコ航空3:1
エールフランス
サウディア航空
大韓航空
デルタ航空
ヴァージンアトランティック
非加盟エアリンガス3:1
エティハド航空
エミレーツ航空
海南航空
サウスウェスト航空
中国南方航空
フロンティア航空
ブエルリング航空
ヴァージンオーストラリア航空
2026年2月20日時点

もちろん貯めたポイントからマイルへの交換レートは良いです。ざっくりではありますが、基本的に100円のカード決済ごとに1.25マイル貯まる計算となるため、マイル還元率1.25%となります。

年会費は82,500円と高めな設定ではありますが、マリオットホテルの無料宿泊特典が2泊分(2泊目は諸条件あり)もらえて、その特典だけで年会費はペイできるため損する可能性は低いため、そういう意味でもおすすめです。

年会費を抑えつつデルタ航空とエールフランスのマイルを貯められるアメックスゴールドプリファード

ホテル系クレジットカードで人気のアメックスゴールド
年会費39,600円
国際ブランドAMEX
ポイント還元率1.0%
海外旅行傷害保険最大10,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最大5,000万円(利用付帯)
空港ラウンジ国内主要空港+ハワイ
交換可能マイルANAマイルやJALマイルなど
2026年2月20日時点

アメックスゴールドプリファードは、特定の航空会社が発行しているカードではないからこそ、貯めたポイントを15の航空会社のマイルに交換できます。スカイチーム加盟の航空会社で言うと、デルタ航空とエールフランスです。

単純にデルタ航空のマイルを貯めるだけであれば、より年会費が安く上級会員資格がもらえるデルタアメックスゴールドに軍配が上がりますが、アメックスゴールドプリファードは他の特典も充実しており、メインカードとして使いやすいメリットがあります。

また、交換できるマイルの種類で言うとマリオットボンヴォイアメックスプレミアムに劣りますが、その分年会費が抑えめであるため、まずはあまりお金をかけずにメインカードとして使えつつデルタ航空のマイルを貯めたいという方におすすめです。

ちなみに、アメックスゴールドプリファードは継続に加えて年間200万円以上の利用で、国内対象ホテルの無料宿泊特典をもらえます。条件はあるものの、達成できる方にとっては年会費の回収につながる魅力的な特典です。

無料宿泊特典で泊まれるホテル一覧(2026年)
地域ホテル名
北海道北海道コートヤード・バイ・マリオット札幌
北海道札幌プリンスホテル
東北宮城ウェスティン仙台
関東千葉シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
ハイアット リージェンシー 東京ベイ
ホテルオークラ東京ベイ
ザ ロイヤルパークホテル 舞浜リゾート 東京ベイ
東京グランドプリンスホテル新高輪
ザ・プリンス パークタワー東京
ホテルニューオータニ
ザ・プリンスさくらタワー東京
神奈川箱根仙石原プリンスホテル
中部石川ホテル日航金沢
長野軽井沢マリオットホテル
愛知コートヤード・バイ・マリオット名古屋
名古屋プリンスホテル スカイタワー
近畿滋賀琵琶湖マリオットホテル
京都ザ・プリンス 京都宝ヶ池
ダブルツリーbyヒルトン京都駅
ハイアットリージェンシー京都
リーガロイヤルホテル京都
大阪アイコニック大阪御堂筋
キャノピーbyヒルトン大阪梅田
グランドプリンスホテル大阪ベイ
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋
ホテルニューオータニ大阪
モクシー大阪本町
モクシー大阪新梅田
中国広島グランドプリンスホテル広島
九州佐賀ホテルニューオータニ佐賀
福岡グランドハイアット福岡
ホテルニューオータニ博多
福岡プリンスホテル ももち浜
長崎ホテルオークラJRハウステンボス
長崎マリオットホテル
鹿児島シェラトン鹿児島
沖縄ザ・ロイヤルパークホテル アイコニック 那覇
ホテル日航アリビラ
ホテル日航アリビラ ヨミタンリゾート沖縄
2026年3月1日時点

さらにアメックスゴールドプリファードは入会特典が魅力的であり、2026年3月現在では65,000ポイント(52,000マイル相当)もらえますが、そのポイントを使えばいきなり海外旅行ができます。

アメックスゴールドプリファードについては、以下の記事で詳しく解説しています。

無条件でベトナム航空の上級会員資格がもらえて効率的にロータスマイルが貯められるベトナムエアラインズゴールドカード

年会費44,000円
国際ブランドVisa
ポイント還元率なし
海外旅行傷害保険最大5,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最大5,000万円(利用付帯)
空港ラウンジ国内主要空港+ハワイ
交換可能マイルロータスマイル
2026年2月20日時点

ベトナムエアラインズゴールドカードは、ベトナム航空と三井住友カードが提携して発行しているクレジットカードです。

デルタアメックスゴールドと同様に、カード保有で上級会員資格を付与されますが、カード決済時のポイント還元がないため、あくまで44,000円でステータスを買うというようなカードです。

しかし、ベトナム航空にこだわらず、スカイチームの上級会員資格であればいい場合には、デルタアメックスゴールドのほうがおすすめです。初年度は無条件で、2年目以降も年150万円のカード決済で上級会員資格が付与されるためです。

もし年間150万円のカード決済をしない場合や、カード決済は他のカードでしたいけど、スカイチームの上級会員になりたい場合にはとてもおすすめできるカードです。

スカイチーム向けのクレジットカードに関するよくある質問

スカイチームの航空会社が発行しているクレジットカードは何がある?

日本で発行されている代表的なスカイチーム系カードとしては、デルタアメックスデルタアメックスゴールドベトナムエアラインズカード、ベトナムエアラインズゴールドがあります。

ただし、マイルを貯める目的であれば、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムやアメックスゴールドプリファードのようにポイントを複数の航空会社のマイルへ移行できるカードも有力です。

スカイチームの航空会社のマイルを貯める上での注意点はある?

注意点は、同じスカイチーム加盟航空会社でも必要マイル数や燃油サーチャージ、特典航空券の取りやすさが異なることです。

また、日本ではANAやJALほど選択肢が多くないため、「何となくスカイチームだから」で選ぶと使いにくいことがあるため、よく利用する路線や空港、行き先を基準に選ぶのが失敗しにくいです。

クレジットカードを持たずにスカイチームの上級会員になれない?

クレジットカードを持たなくても、航空会社の上級会員資格や期間限定のステータスマッチキャンペーンを活用して、スカイチーム系の上級会員資格を得られる場合があります。

例えば、ベトナム航空では他社上級会員向けのステータスマッチが実施されることがありますが、対象条件や費用は時期によって変わるため、申し込み前に必ず最新情報を確認してください。

まとめ

スカイチーム向けのクレジットカードは、マイルを貯めたいのか、上級会員資格を得たいのかで選ぶべきカードが変わります。

ステータス重視ならデルタアメックスゴールドやベトナムエアラインズゴールドカード、マイルの貯めやすさや汎用性を重視するならマリオットボンヴォイアメックスプレミアムやアメックスゴールドプリファードがおすすめです。

もくじ